起業したいけれど、このビジネスアイデアで良いのか分からなくて悩んでいませんか?今回はそんな方々のために良い起業アイデアの特徴についてまとめてみました。
課題へフォーカスしている
良い起業アイデアの一つ目の特徴は顧客の持つ課題へフォーカスしていることです。
スタートアップで大事なことは製品を熱狂的に愛する顧客の獲得(PMF:プロダクトマーケットフィット)を達成することですが、ほとんどのスタートアップ企業はソリューションやプロダクト,技術に集中しすぎて肝心な課題自体の質を軽視してしまいがちです。
課題自体の質を追い求めなかった結果、顧客が求めるもの以上の製品を生み出してしまい、思うように売れないという状況に陥ってしまうのです。ですので、そうならないためにも、課題の質を高めておく必要があります。
アイデアが奇抜である
2つ目はアイデアが奇抜であるかです。誰が聞いても良いと思うようなアイデアは既に解決策がある、もしくは、既に他の起業に目をつけられている可能性が大です。
スタートアップでは資金力がないことが多いため資金力のある他企業と競争することでは最終的に価格競争に陥るため勝機は見込めません。しかし奇抜すぎても、成長が見込めない市場は避けるべきでしょう。
アイデアが一言で表せられる
3つ目の特徴はアイデアが一言で表せられるです。良いビジネスアイデアは「(誰)の課題を(どのように)解決する」というのが簡潔に表せられます。
そのように言い表せられないアイデアは磨き込みが足りず、共感も得にくいでしょう。
まとめ
以上今回は良いビジネスアイデアの特徴について課題へフォーカスしている、アイデアが奇抜である、アイデアが一言で表せられるという3つをご紹介しました。
次回は課題を磨き上げる方法について紹介したいと思います。
参考文献
田所雅之(2017)『企業の科学』日経BP社
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